ドッグフード 保証成分 栄養

ドッグフードの選び方 保証成分と栄養バランスの関係

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公開日:2016/5/25 更新日:2016/5/25
ドッグフードにはたんぱく質や脂肪がどれくらいの割合で配合されているか、保証成分で必ず表示されるように義務付けられています
この義務についても、ある程度理解していないと結局何がなんだか分からないと意味が無くなってしまいます
まずは細かいことを気にせずに、どんな表示なのか見てみましょー

 

ドッグフードの保証成分のサンプル サプリメントの成分表のサンプル

 

左側がドッグフードの保証成分で、右側が人が飲むサプリメントの成分表です
ちょっと小さいかもしれないので、見づらい場合はクリックして大きくしてみてください♪

 

人が食べる食品との一番の違いは、表示している方法。人が食べる食品にはどんな素材が何グラム、何ミリリットル入っているか、など詳しい情報が記されています
ですが、ドッグフードの場合は「%(パーセント)」で表示されています
どうしてこんな違いがあるのかというと、人の場合は栄養がどれだけ必要か知って、考えて食事ができます
ですが、わんちゃんの場合は飼い主であるあなたからあたえられる食事でしか栄養を摂取できないので、必要な栄養を一定以上安定して摂取できるように作られています
ドッグフードは総合栄養食、と言われているのはこの作りが由来しているわけなんです
・・・と、豆知識ではなくてきちんとした理由を言っていきましょうか
ドッグフードは栄養バランスを重視しているので、事細かに表示するよりもパーセント表示することによって一目で栄養バランスが分かる仕組み
ドッグフードの方が大雑把に見えるかもしれませんが、詳しい知識が無くても"なんとなく"把握できる点がメリット
見るべき点も原材料・素材に比べると少ないので、ちゃっちゃと見るべきところを見てしまいましょう

ドッグフードの保証成分で見るべき点は"バランス"

保証成分で見るべき点は、たんぱく質、脂肪、繊維、水分、灰分の5つ。ドッグフードによっては粗たんぱく質、粗脂肪、粗繊維、粗配分と書いてあることもありますが同じなので気にする必要ありません!
本来なら通常の食品にも「粗」が表示されるのですが、表示する必要がないだけで食品にもドッグフードにも「粗」は付いています
何故かというお話は長くなるので省略(笑)「粗」という漢字から見ると「粗探し」「粗大ごみ」なんてあまりよくないイメージの単語が目に付きますが「粗」という漢字には、「ほぼ」とか「おおよそ」って意味もあり、「粗たんぱく質 25%」と表示があれば「ちゃんと分析してほぼたんぱく質が25%あるよー」とメッセージになるわけです

 

では話が長くなりそうなので、区切りまして(笑)見るべきバランスについて少しお話していきます

 

・粗たんぱく質

体の構成組織を作るたんぱく質、犬にとってはエネルギー源なので重要。22%以上は最低必要で、30%前後あれば問題なし
ただし、動物性たんぱく質よ植物性たんぱく質で全くあてにならないこともあるので、そこは原材料が穀類が多いか、肉類が多いかで判断する必要があります
穀類が多くてたんぱく質が30%を超えていても、しっかり吸収されないのでたんぱく質は同時に原材料を見ることが大事です!

 

・粗脂肪

たんぱく質と一緒でエネルギー源になる脂肪分。取り過ぎると太ってしまうのは人と同じですがドッグフードに入る脂肪は結構大きな役割を持っています
脂溶性ビタミン・・・脂で溶けるタイプのビタミンA、D、E、Kの吸収を助けることが1つ
食欲を増進させてもりもり食べてくれるようにすることが2つ
エネルギーとして脳や網膜を活性化させることが3つ。大きな役割としてはこれくらいですね
注意点としては少なすぎても多すぎても健康を害する可能性があること。この点に関しては脂肪分が何%だから、という正解はありません
わんちゃんの個体差もあるので、脂肪分を把握しておきドッグフードを比べるときの参考にするのが一番だと思います
原材料には「脂」とついているものが脂肪分にあたります。動物性皮脂、動物性脂肪は避けておいて下さい^^

 

・水分

ドッグフードにも必要不可欠な水分。特にドライフードの場合はドッグフードと一緒に出す水量にも影響してきます
ドライフードの場合は、必要エネルギー量と一日の水の量は同じと言われています
例えば体重10kgのわんちゃんに必要なエネルギーが600キロカロリーだとしたら、水の量は600ミリリットル必要ですよ、と
ドッグフードの水分量の%分を引いた水分が一日に必要な水分量になってきます。なんなら多少多くても問題はないので、ドッグフードのエネルギー量をそのまま水量で出してもOKだと思います。多少の飲み過ぎなら他の栄養素と違って問題はありません

 

・粗繊維

繊維は便通を良くしたり、体内の不要物を持って行ってくれる食物繊維のこと
目安になる量は5%前後、これ以上多くなると下痢になる子も増えてくるので多くなり過ぎないように確認!

 

・粗灰分

ドッグフードを分析するためにドッグフードを燃やしたあとでできる灰の量
灰って何!?と思われるかもしれませんが、この残った灰分はミネラルなのであまり気にしなくてOKです
特に必要なミネラルは、カルシウム、マグネシウム、カリウム、リンの4つ。人と変わりません
灰分として書かれていない場合は、上のドッグフードのように単独で別に書かれていることもあるので
灰分=ミネラルとして考えていただければ間違いありません。量は10%前後が目安です

 

ドッグフードの選び方 保証成分のまとめ!

・おおよそのイメージをつかめるように、%表示をしている
・保証成分だけ見ても、しっかりとしたドッグフードかは分からない
・原材料・素材と見比べていくことでより鮮明にドッグフードの判断ができるようになる

 

保証成分を見ることで分かることは簡単な第一印象と言いますか、お見合いで例えるなら

 

「25歳でそこそこ慎重が高くて痩身、髪は長すぎずしっかりした顔立ちをしている」

 

と聞くと詳細は分からなくても、目をつぶって想像すればある程度は相手のイメージができますよね?
保証成分の役目はパッと見て、聞いてイメージできるような分かりやすさだと思います
まず見てみてバランスが良いな、と感じたら原材料を詳しくチェックしてみるのがドッグフード選びの近道の1つですね♪


 
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