激安ドッグフードのススメ、どうしてもという場合に・・・

公開日:2016/2/15 更新日:2016/11/2
まず前提条件として、少しでもドッグフードの知識を持った人なら激安のドッグフードを使うことはほぼありません
どうしてもという場合を除いて、激安のドッグフードはを与えることはやめておきましょう・・・
というのはとても簡単なお話。事情はありますから、どうしても激安のドッグフードを!という方に、評価を入れて紹介していきます
ただ、ロクなことは言わないので、気分が重くなったり気が変わったら早いうちに激安でないドッグフードに切り替えてあげたほうがいいと思います
これら激安のドッグフードの共通点として純粋な肉類はほぼ一切入っていないこと
肉類が入っているとは書いてありますが、これらの肉類は4Dミートというとんでもない名前が付けられていること
DEAD、死亡した動物の肉
DISEASED、病気だった動物の肉
DYING、死にかけだった動物の肉
DISABLED、障害のあった動物の肉
・・・あまり見ていて気持ちいいものではないと思います、すみません。ですが、激安にはこうしたデメリットも付きものなんです
ペディグリー(緑黄色野菜入りのタイプ) by MARS
1kgあたりの単価は200円前後が多い
ビタワンと並んで日本では有名なドッグフードの1つ
肉類がチキン、ビーフとだけ記述があるだけではなにも分かりませんし、そもそも価格帯からすると入れると利益が出せません
表示が肉類でも肉類(だったチキン、ビーフ)であることの方が多いので、肉類を食べさせることについては期待しないこと
更に全部ではありませんが、緑黄色野菜入りのタイプにBHA、BHTの危険添加物が入っているものも多く、続けて与えていくことに向きません
amazonなどでは高評価の声が多いですが、私個人としてはあまり考えられませんね
ランミール by 日清ペットフード
1kgあたりの単価は250円前後
日清といえば誰もが知っている大企業。ランミールは日清ペットフードが販売するドッグフードです
ペディグリーと違い危険な添加物はありませんが、これでもかというほどミール、パウダー、グルテン込み穀物だらけ
ミールとパウダーは言ってしまえば残りカスですから、コストを下げるための措置とはいえ食べさせるのはちょっと気が引けるシロモノ
私たちが食べ残した残りを砕いて混ぜて、ちょちょいっと加工しているようなものです
ペディグリーと同じく、長期的に与えるのはやめておいたほうが良いと思います
愛犬元気 by ユニ・チャーム
1kgあたりの単価は300円前後
ランミールと同様にパウダーとミールが多く、原材料に不安が多く種類によっては原産国が中国のものもあります
食品で中国産はあまり期待していいものではないので、ここがちょっとダメですね
ドライフードは見た目が鮮やかですが変わりに着色料も多く、愛犬元気は特に赤色何号、青色何号も多いです
正直なところ愛犬を元気どころか不元気にしてもおかしくはないので、やっぱりやめておいたほうが良いと思います
どうしてもドッグフードを激安にしていきたいなら・・・!
とりあえず3種類紹介しました。これらは価格、単価が激安のドッグフードなので、単純に安いならこれらがおすすめです
ただ、紹介の最後に絶対にお伝えしたようにやめておいたほうがいいものばかりです
当サイトではドッグフードは人が食べられるものでなければいけない、と言っています。犬だから大丈夫だろう、では済まないからです
そうなるとやっぱり価格は激安ではすまないので、激安を求めるという目的は達成できないと思うので
最終手段としては激安のドッグフードとプレミアムフードを混ぜるのも手段としてありかもしれません
・・・まぁ気休めですけどね。愛犬からするとプレミアムフードだけ食べていたいでしょうから
元々ドッグフードの適正価格は激安品ではまかなえないんです。ここを求めるなら大きなリスクと責任が伴うことを、頭の片隅にでも置いておいていただければ!