ドッグフードと添加物の関係

公開日:2016/1/3 更新日:2016/8/30
ドッグフードで添加物と聞くと、なんだかイヤな感じがしません?愛犬だけに留まらず健康に害がある、そんな印象
もともと添加物とは、見た目から始まり品質を保つ、賞味期限を伸ばすなど、食べ物を便利に使いやすく保存しやすいように開発されたもの
その副作用として、本来体に入ってはいけない成分が健康を害する・・・と、噂されています
人よりも体も小さい犬では、健康を害する添加物は危険だから無添加を、と望む人も多いと聞きます
ただ添加物が入っているだというだけで、そのドッグフードは買わないほうがいいのでしょうか?
無添加のドッグフードなら何も問題なくあなたの愛犬は健康に過ごせるのでしょうか?
<添加物といってもピンからキリまで>
添加物といっても種類がたくさんあり、特に体に影響のないもの、ちょっと避けたいもの、絶対に避けたいものまでさまざま
香料、乳化剤、着色料、結合剤なども添加物ですが、わたし達がいつも食べ体に入れなお問題のない成分
これらは特に体に影響がなく犬にとっても同様なので、ドッグフードに入っていても特に気にする必要はありません
ですが、避けたい成分は是非とも覚えておいた上で、できるだけ配合されていないドッグフードを愛用するようにした方がいいですね
<絶対に確認したい、危険性の高い添加物3種類>
BHA(ブチルヒドロキシアニソール)、BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)、エトキシキンの3つ
これらは、一般食品では使用不可になっている添加物で、発がん性を疑われていて体に取り入れるべきではない添加物と言われています
残念ながらドライフードにおいてエトキシキンは広く使われるので、避けて通りにくい添加物の1つ
この3つの添加物のせいで、ただでさえ人よりも短い命が、より短くなってしまうとも考えられています
長く愛犬と付き合う上で、何も知らずにいると避けて通れない添加物
実はどこにでも売っているドッグフードが、命を削ることになってしまうなんて、思いもよりませんよね・・・
2009年にペットフード安全法が制定されてから、この3つの添加物を含む農薬や汚染物質などが一定量以下にすることが定められています
禁止ではなく制限なのでまだまだ危険ではありますが、そこそこの安全は法律で守られることになります
ただ、怖いことにこれら添加物は表記義務がないので、記載されている成分表を見るだけではわかりません
それでは避けようがないじゃん!と思うかもしれませんが、この3つの成分の特徴に注意すれば、ある程度見極めることができます!
<エトキシキン、BHT、BHAは"酸化防止剤">
3つの危険添加物の特徴は、全て酸化防止剤であること
酸化防止することは賞味期限を長くする、保存食としての機能を上げること
酸化防止剤が使われているドッグフードは、自然と賞味期限が長くなります
ということは、賞味期限が不自然なほど長いドッグフードを避ければ・・・?
そう、イコールこれらの添加物を避けることに繋がるのです!
賞味期限が短くなればそれだけこまめに買いにいったり、管理する手間も増えますが、変わりに安心と安全が買えます
危険な添加物入りドッグフードと入っていないドッグフードどちらを取りますか?なんて野暮なことは聞きません!
愛犬は家族でありパートナー。どちらを取るにせよ、あなたの愛犬のためになれば、それに越したことはないと思います
<タール色素にご用心>