低価格ドッグフードの典型。ペディグリーっておすすめなの?

公開日:2016/9/2 更新日:2016/9/2
先に言いますと、全くおすすめしません。低価格、低コスパの典型例のペディグリー
安さとクオリティが一致していることを身をもって教えてくれる、ある意味優良なドッグフードです^^;
4つの特徴がペディグリーを支えているそうです。見てみましょうか
- 消化吸収の健康維持
- 毛ヅヤ・皮膚の健康
- お口の健康
- 健康を維持し免疫力をサポート
・・・ものは言いようとはこのことでして、どこをどうすれば穀類とわけの分からない肉もどきまみれのドッグフードで健康を維持するのかと。健康健康しつこいです
食品系全てにいえることですが、ほんのすこしでも該当する成分が配合されていれば、こういうことは言えてしまうわけです。全く当てはまらない場合は完全に違法になりますけどね
はっきり言ってしまえば、これらの特徴は間違ってないけど特徴として公表する必要もないものです。100のうち0じゃダメ、じゃあ2くらいでいいでしょ。程度
いきなりこき下ろしていますが、残念ながらここまで言われても仕方がないほどおすすめできないからです
では次は原材料みてみましょう。
ペディグリーの原材料を見てみよう
目に見える範囲で穀類がどっさり入っていることはよく分かると思います。わざわざ5種類もの穀類に"等"が付いてるってことはまだ他にも穀類は含まれます
肉類に関しては、ユーカヌバなどでは"家禽類"と表記されていて、ただ肉類と書かれているものに比べると、価値は格段に上がります。同じように見えるチキンやビーフ(ユーカヌバではターキー)でも全然違ってくるということです
油脂類も牛の脂とひまわり油であることは"動物性油脂"の表記に比べるとまだマシですね。更に野菜類も特に危険があるものでもないので良し
最後に手を出してはいけないドッグフードの象徴、着色料が入っているのも大きなマイナス点
世間で言われているほどの害はない、と言われていますがドッグフードに入っている着色料の問題ってそこじゃないんですよね
見た目なんて毛ほども気にする必要のないドッグフードを、どうして着色して見た目を整えなければいけないのか
見せたくない部分が多々あるんだと思います。そしてそれについてはメーカーの好きにすればいいと思います。ただ絶対におすすめできなくなる代物になるだけのお話
おそらくたっぷり、こんもり入っているであろう穀類と、出自が不明な肉類。この2つが価値を下げ、着色料によって価値を下げきってしまっています
ではでは次はペディグリーの良い点を挙げていきましょう・・・。あるの?良い点^^;
ペディグリーの良い点を見てみよう
・安い
とても安いです。1kgで大体200円程度(オススメのオリジンは1kg 1.500円前後)
・・・はい、では悪い点を見てみましょう!
ペディグリーの悪い点を見てみよう
・原材料が悪い
・下手に有名なので買う人が増えてしまう
・安いが価値があるわけではない
上でもたくさん触れたとおり原材料が全てです。ここに力を入れず価格を取るのはほんとにどうしようもないと思います
そして買っちゃうんですよね。買っちゃうことに関しては買う人が悪いのではなくて、メーカーが文化を作れないのが悪いですね。売れること売れないことが関わるので仕方ありませんが、売れることで明らかにマイナスになるのはちょっとダメだと思います
良い点で安さを挙げましたが、支払いをする上では安さは利点ですがペディグリーが安さほど価値があるかというと無いです
ペディグリーを総合的に振り返ってみよう
ここまで読んでもらったならお分かりかと思いますが、ペディグリーは全体的に買って得をするドッグフードではないのでこれを与えるくらいならもっとしっかりしたドッグフードを与えて欲しいですね
同じような価格帯で選ぶなら、まだビタワンの方がマシだと思います。多少は良くなっているので似た価格がいい方はこっちです
穀類を少なくして、肉類は安心・安全なものを使い、着色料を抜いけば良くなるんじゃないでしょうか?もう新しい商品出したほうが早いですね(笑)
ペディグリーはよっぽど思い入れがない限り、愛犬には与えないほうがいい、おすすめできないドッグフードです
以上でペディグリーの評価を終わります。参考・・・になれば幸いですね^^;