高齢犬とドッグフード<未>

公開日:2016/1/8 更新日:2016/3/30
犬は人よりも老化が早いのはみんな知っている当たり前の知識
獣医学やペットフード安全法により規制されたドッグフードなどにより、犬の寿命が伸び自然と高齢犬を飼われている家庭も増えました
外見は変わらないままどんどんと行動が静かになり、活気さが無くなっていく愛犬に戸惑うこともあると思います
ドッグフードもそうした戸惑いのうちの1つで、外見の変化以上に弱っていく内面を支えていくために、高齢犬用のドッグフードを用意していくのも飼い主の努めです
高齢犬用のドッグフードは、消化のいいものを
真っ先に考える必要があるのは消化させてあげられるドッグフード
歯、内蔵、胃腸と消化するために必要な器官のほとんどが衰えていきます
固すぎるもの、胃で溶けにくいもの、肥満につながりやすいもの。こうした特徴のドッグフードはNGです
ドッグフードの形態は半生タイプでも、ドライフードでもかまいません。ドライフードはお湯でふやかせれば十分ですから
胃で溶けにくいもの、それは穀物が中心のドッグフードです。犬の生態は肉食で胃は肉類を溶かせますが、穀物を溶かすのは得意ではありません
高齢になって器官が衰えた犬に、穀物を消化しろ、というのは少し酷です
そして穀物は肉類よりも肥満につながりやすく、高齢犬にとってはあまり好ましいドッグフードではありません
こうした点から、できる限り肉類が中心であまり脂肪分が多くないドッグフードが、適切なドッグフードといえるんですね
高齢犬に脂肪の多さは命取り
高齢犬になると、体の内面にある器官がどんどん衰えますが、それ以上に衰えていくのが身体能力
散歩できなくなったり、動くのが億劫になっていくとどんどん運動でカロリーを消費できなくなっていきます
その分食べられなくなってしまうことがほとんどですが、脂肪分が積み重なるとかなり危険
高齢になってから肥満気味になると、動けないどころか動くことが直接危険に繋がるわけですからね。常に目が離せません
ドッグフード1つで解決するわけではありませんが、少しでも健康でいて欲しいと思ったときに重要な要素であることは確かです
だからこそ慎重に、大切に選んであげて欲しいと思います。そのためにいくつか厳選して高齢犬、シニア用のドッグフードを厳選してみました
納得のいくドッグフードがあれば、一度与えてみてはいかがでしょうか?
高齢犬におすすめのドッグフード
一番オススメはオリジンですね。他のドッグフードとは質が違うので、困ったらオリジンでもいいくらいオススメのドッグフードです
シニア用のドッグフードは、同じオリジンの成犬用と比べて脂肪分を落とし、不要な炭水化物をなくしてたんぱく質に寄せていくので無駄がありません
他には7歳以上の高齢犬用に作られている鹿肉麹熟成もオススメ
オリジンは高齢犬用というよりも年齢層としては全体的に与えられるような作りになっていますが、麹熟成は本当に高齢犬用に作られています
食べやすさは相当で、オリジンの方は高齢犬用も全年齢寄りですが、麹熟成は簡単にしゃくしゃくと食べていけるのでここはかなりメリット
栄養や脂肪の少なさ、動けなくなる体への配慮も十分に必要ですが食べることに対して使う力も相当あるので、弱った力でも噛むとすぐに崩れて飲み込んでも喉に詰まったりしない
麹熟成の良さは食べる前のことから食べること、食べた後のことまで考えられている点を考えると、状況によってはオリジンよりも断然オススメになります
お試し版もあるので、食欲が無くなってきている愛犬に対して混ぜて食べさせてあげるともりもり食べてくれると思います!