ドッグフードの肉の違い 〜鶏、牛、豚、羊・・・一番イイのはどれ?

公開日:2016/11/10 更新日:2016/11/11
ドッグフードにはさまざまな種類の肉が使われています
チキン(鶏肉)、ビーフ(牛肉)、ポーク(豚肉)、ラム(羊肉)、馬肉、とかなり豊富
それぞれの肉に特徴があり、良さがあり、悪さもあります
それだけ種類があるとどれが良くて、どんな違いがあるのかが分からない・・・なんて方のために
肉の種類による "違い" 違うことによる"良さ" 特徴をお話していこうかな、と思います♪
重要な点はやはり栄養。わんちゃんに必要なタンパク質、脂肪が最も重要になり、肉そのもののカロリーはどれくらい高いのか、ビタミンやミネラルの必須栄養素がこれに続きます
最後に、これら重要なポイントがどんなバランスになっていて、わんちゃんにどんな効果を与えるのかですべてが決まります
ドッグフードに使われる肉の種類 チキン(鶏肉)
ニワトリの肉のこと。メジャーな肉類の中では一番価格が安いのでドッグフードでも使用率が高いですね
特徴としては、タンパク質が高く、脂肪分が比較的に少ないこと。栄養にも優れていてビタミンの豊富さも魅力
ドッグフードの原材料としてはチキンメインで不自然に太っていくことはないので、どんなわんちゃんにも与えられる優等生といった立ち位置ですね
アレルギーを持っていない場合、理由がなければだいたいチキンでいいくらい優秀な肉類ですね
・バランスがいい
・与える時期を選ばない
チキンを使用したドッグフード
>>オリジン(七面鳥、魚(サーモン)も同時配合)
>>モグワン(サーモンも同時配合)
ドッグフードに使われる肉の種類 ビーフ(牛肉)
豊富なタンパク質と脂肪、必須アミノ酸のバランスに優れた牛肉
他にも鉄分豊富で吸収率の高いヘム鉄なので貧血予防にも最適です
牛肉には他の肉に比べて脳を活性化させるアラキドン酸が含まれていて、お年寄りになってからの脳を元気にしてボケ防止なったりと、他の肉類にはない特徴も多くあります
ただ、効果が高い分鶏肉、豚肉に比べて高価になりやすいです。長期的に与える場合は注意が必要ですね
・高カロリー高脂肪
・痩せ気味、もしくは貧血気味の子に
・シニアのわんちゃんへのボケ防止に
>>ジウィピーク
ドッグフードに使われる肉の種類 ポーク(豚肉)
メジャーな肉類の中ではあまり使われない豚肉
クオリティーを求めるなら牛肉、価格を求めるなら鶏肉と、求められる部分がちょっと中途半端という悲しみ
ビタミンb1が豊富で肝機能を良くしたりするなど、メリットがないわけでもありません
が、結局使われているドッグフードがあまりない時点で、オススメする理由があまりないのが残念なポイント
ドッグフードに使われる肉の種類 馬肉
唯一英語で聞き慣れた単語が無い馬肉。英語だとホースミートになるんですけど聞いたことないですね(笑)
高タンパク、低脂肪、低カロリーと、太っちょな子や太っちゃいけない子におすすめの馬肉
ビタミンもそこそこ、ミネラルは豊富、とかなりダイエット向きな肉の種類です
わんちゃんを痩せさせたい場合や、老犬期の太っちゃいけない時期のわんちゃんにおすすめです
ですが、幼犬期の育ち盛りの子や元から痩せ気味の子、大型犬のわんちゃんには逆に脂肪、カロリー不足にもなるので、状況によって与えていく必要があります
・高タンパク質、低脂肪、低カロリー
・食事制限によるダイエット向き
・老犬期を迎えそうな子に
>>馬肉パラパラミンチ
ドッグフードに使われる肉の種類 ラム(羊肉)
タンパク質と脂肪がほぼ同じ量、カロリーはそこそこですがビタミンB類かなり豊富。ドッグフードの素材としてはメジャーで豚肉よりも豊富
特徴としては、ダイエット向きなことがあります。馬肉に比べると脂肪もカロリーも多いですが、脂肪燃焼させやすいカルニチンが多く、運動をセットにするとよりダイエットさせやすい
食事の栄養を控え体重の上げ幅を少なくする馬肉、運動も加えて体重の下げ幅を上げるラム肉という違いでしょうか。運動が好きな子、好きな飼い主さんは馬肉よりもラム肉の方がおすすめ
全体的に見るとチキンと似通っているので、バランス的にもおすすめ。使われているドッグフードも多いですね
・タンパク質、脂肪、カロリーすべて中くらい
・バランス良く、太らせにくい
・運動を含んだダイエット
>>アカナ
>>ジウィピーク
ドッグフードに使われる肉の種類 ベニソン(鹿肉)
馬肉と似て高タンパク低脂肪低カロリー。不飽和脂肪酸という血をサラサラにする油、不飽和脂肪酸が多く、鹿肉馬肉は動物の肉とは言っても中身は魚類にそっくりです
用途としては馬肉と一緒とおう感じでok、アレルギー次第で決めてもいいですね
・高タンパク質、低脂肪、低カロリー
・食事制限によるダイエット向き
・老犬期を迎えそうな子に
>>ジウィピーク